仕事でよくデータベースの設計・構築を行ってます。
以下のマニュアルを参考に、練習を兼ねて自宅パソコンにRAC環境を構築してみました。
「Oracle VM VirtualBox を用いた Oracle Real Application Clusters (RAC) 12c Release 1 環境の構築」
http://www.oracle.com/technetwork/jp/database/enterprise-edition/documentation/raconvbox-db12101onol6u4-2080481-ja.pdf
前回は、「Oracle VM VirtualBoxを用いたOracle RealApplicationClusters(RAC)12cRelease1環境の構築(GridInfrastractureをインストール編)」で、GridInfrastractureを入れました。
ただ、前回の注意点として、「13. ASM ディスク・グループの作成 127P」で投票ディスクのディスク
グループを設定しています。
ディスクグループをDATAとしていますが、DATAはこのあと、データ領域としても使用しています。
ここでは、投票ディスク専用のディスクグループとしてCRSを設定したほうがよいでしょう。
普通のデータと投票ディスクが同じディスクグループだと、ディスクグループを再作成することが
困難になります。
グリッドからの再インストールになってしまいます。
ここでは、投票ディスク専用のディスクグループとしてCRSを設定したほうがよいでしょう。
普通のデータと投票ディスクが同じディスクグループだと、ディスクグループを再作成することが
困難になります。
グリッドからの再インストールになってしまいます。
また、作成するディスクはすべて冗長性は「外部」にしました。
これは、検証環境なので好みの問題かもしれませんので、それぞれの環境に合わせてください。
これは、検証環境なので好みの問題かもしれませんので、それぞれの環境に合わせてください。
投票ディスク専用のディスクグループCRSを作成 |
今回は、DBソフトウエアをインストールし、DB作成をします。
ほとんど公開されている手順通りにできます。
なので、スクリーンショットは割愛しています。
違うところだけを載せます。
「7.2. ASMCA を利用した新規 ASM ディスク・グループの作成 148P」でデータ用のASMディスク
作成を行います。
「DATA」というディスクグループを作成し、そこをデータ領域とするため作成します。
画像には、DATAはないけど、これから作るとこです。 |
DBCAでデータベースを作成しますが、メモリ設定のところが手順にないです。
私は、500MByteの自動メモリ管理にしました。
何とか作成はできましたが、公開されている手順以外にもやることがあったり、そのままやると
うまくいかなかったりで、なかなか時間がかかりました。
今気づいたのは、「8.1 環境変数の設定」のあとに以下の作業をしないと、以下のメッセージが
出力されてGUIでoracle、gridユーザでログインできなくなります。
「設定サーバに問題があるようです
(/usr/libexec/gconf-sanity-check2 がステータス 256 で終了しました)」
・oracleユーザ
mkdir /home/oracle/tmp
・gridユーザ
mkdir /home/grid/tmp
環境設定ファイルに、export TEMP=$HOME/tmpって設定しているからですね。。。
ちなみに、上記設定が無くても、CUIならログインできます。
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