以下のようなアンケート結果がありました。
中高生が将来なりたい職業は?
画像は上記記事から引用させていただきました。
■中学生(男女それぞれ100人)
以下のようなサンプリングで調査を行ったとのこと。
調査は3月21日～27日、全国の中高生を対象にインターネットリサーチで行われ、有効回答から1,000サンプル(中学生男女各100名、高校生男女各400名)を抽出した。
驚いたことに、中学生、高校生の男子が選んだ1位はITエンジニア・プログラマだそうです。
この職業に就いている者としては、嬉しい限りです。
ですが、ちょっと待ってください。
サンプル数(1,000サンプル(中学生男女各100名、高校生男女各400名))が少なすぎやしませんか。。。
全国に何人の中高生がいるのでしょうか。
以下の資料によると、だいたい一千万人以上は存在するようです。
(単位 万人)
やはり、その中から、中学生男女100人ずつとか、高校生男女400人ずつとかでは少ない気が。。。
ざっくり、割合として
1,000/10,000,000=0.0001ですよ。
%でいうと、0.01%です。
確率で言うと、100回やって1回の成功。
ゴムのオカモトで言うところの……(略)
それくらい少ないサンプリングで、実態がつかめるのか疑問ですが、目指してもらえる職業だって言う事実には素直に喜びたい。
ただ、良く記事を読むと、インターネットでアンケートをしたらしいことがわかる。
こういったアンケートにインターネットで答えてる時点で、その子供は結構、コンピュータ関係が好きで、既に目指している可能性高いです。
だから結構、最初からSE・PGにアドバンテージがあるのではなかろうか。
これが、ポスティングによるアンケートや、街での聞き取りだったらまた違った結果になるんでしょうね。
例えば、ライブハウスにたむろしてる高校生ばかりに聞き取りしたら、バンドマンとか音楽関係とか、そういう結果になるんだろうな。
原宿とかで聞いて回ったら、アパレル関係とか、りゅうちぇるとかになるんだろうな。
こうやって考えると、アンケートの取り方と取る場所で結果が変わるんだろうなっていうことが予想できます。
でも、そうなると女子の結果が説明付かないんですよね。
コンピュータ関係の職業が上位に来ていません。
中学生の一位が芸能人。
高校生の一位が公務員。
中学生の七位にやっとゲームクリエイターが出てきます。
まあ、これもサンプル数が少ないからたまたまな可能性がありますね。
もうちょっと的を大きくすれば、男子に近い結果になったかもしれないし、まったく違う傾向も見れたかもしれません。
ですが、インターネットでアンケートと言うやり方だと、サンプル数を多くすればするほど、コンピュータ関係が上位に来る可能性は高くなりそうです。
まず、アンケート結果を見て、そうだなって思うのも大事ですが、サンプル数を見て考えるのも大事だと思います。
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2017年7月24日月曜日
中高生が将来なりたい職業は? 1位はITエンジニア・プログラマって本当か？
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